DSDの最高音質とはどのようなものなのか聞いてみたくなり、私の好きなSuaraの曲をOTOTOYで買ってみました。再生環境・ソフト・音質などをレビューします。
再生環境
TOPPING D90SE・A90とWindows10をUSB接続。ヘッドホンはゼンハイザー HD650をフルバランス接続です。
音源
音源OTOTOY:キミガタメ / 君のかわり(11.2MHz dsd + 24bit/96kHz)
DSD音源の他にalac、wav、flac、aacのうちどれかを選べますが、私はflacを選択しました。DSDファイルの他に一緒に入っていて追加料金はかかりません。
OTOTOYは太っ腹で、購入した曲の再ダウンロードに回数制限がありませんが、私はなんとなく心配でダウンロードしてすぐDVDに焼きました。
ダウンロードすると、キミガタメ _ 君のかわり(11.2MHz dsd + 24bit_96kHz).zipというファイルができます。容量は2.18 GBで、私の環境では10分弱ダウンロード時間がかかりました。
解凍すると、DSD版2曲、flac版2曲ができます。
一曲当たりのファイル容量は、キミガタメ_Suara.dffで961MB、flacで112MBでした。DSDは一曲1GB近くあります。これは思っていたより大きいなと思いました。
再生ソフト
foobar2000が有名で私も使ってますが、プラグインのインストールや設定等が面倒です。
DSD再生のおすすめソフトはWindows版しかありませんが、TuneBrowserです。
ASIOに対応していて、最大500曲まで無料で使えます。
設定も簡単で、
ファイル-設定から再生の設定を選択し、再生に使用するデバイス-再生に使用するデバイスの選択で、ASIO:Topping USB Audio Deviceを選択するだけでした。
感想
私はMQA-CDを好んで聞いていますが、ほとんどのMQA-CDはアナログマスターを基にしたものでした。
しかし、今回購入したものは、DSD11.2MHzレコーディングで、提供される曲もDSD11.2MHzという最高のものです。
この歌の魂を伝えるにはDSD11.2MHzしかない――Suara、最高スペックによる録り下ろし音源を独占配信!
から引用すると、
”実際に聴いてみると、空間の広がり、奥行きの深さをはじめ、ナチュラルな帯域バランス、圧倒的な音の実在感、繊細でたっぷりと聴かせるダイナミクスなどオーディオ的なポイントはいずれも高品質だ。ピアノの音は豊潤でなめらか。ギターは粒立ちが細かく、胴鳴りの余韻がリアルだ。しかも、一切の誇張が無い。あざとさが無いのだ。ヴォーカルはブレスを含めた息づかいの再現度がとても高い。まるでSuaraが目の前で歌ってくれているような気さえする。コンプやリヴァーブは最小限に、生の質感を大切にした仕上がりである。音量をかなり上げてもうるさくないのには驚いた。”
まず感じたのは、音の繊細さです。音が透き通っているような感じがします。今まで聞いたことがない音質だと感じました。
音が強調されてダイナミックに聞こえるなど、そういう目立った音質の変化はありません。
歌い手の息づかいを感じさせる音でした。
再生環境が整えば、是非DSD11.2Mhzを体験してほしいと思います。
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