【完全解説】強力Ryzen9ミニPC Beelink SER6 6900HX 実機レビュー

【完全解説】強力Ryzen9ミニPC Beelink SER6 6900HX 実機レビュー ミニPC

Ryzen9の強力・格安ミニPCを購入しました。セットアップからクリーンインストール、メモリの増設まで完全解説いたします。

はじめに

余裕をもった性能のRyzen9に惹かれて購入してました。

Beelinkとは?

Beelink-Home Page

Beelink | 会社概要

Beelinkは2011年に設立の会社だそうです。

今回私が購入したBeelink SER6 6900HXの仕様

CPURyzen 9 6900HXプロセッサー(8C/16T、最大4.9GHz)
GPUAMD Radeon 680M 12core 2400MHz
メモリ16G SO-DIMM 4800MHzデュアルチャンネルDDR5 RAM、最大64GB (2*32GB)
ストレージ500G M.2 PCIe4.0 SSD
LAN2.5Gbps
WiFiWiFi 6
BluetoothBluetooth 5.2
ポートType-C (USB4.0)、DP (1.4)およびHDMI (2.1)他
OSWindows11Pro
電源ACアダプタ

写真いろいろ

到着時。アマゾンで買いました。
開封の儀。
箱-高級感あり
箱のガワを外すと、黒い箱が出てきます。
Hello
中身が見えました
内容物-本体、HDMIケーブル、ACアダプター
本体表。
本体裏。
本体側面・左側。
本体側面・右側。
本体正面-左から、BIOSクリアーキー、USB3.2ポート(10Gbps)、USB-Cポート(10Gbps)、イヤホン端子、電源ボタン。
本体背面。

電源を入れて、初期セットアップ

最初に電源を入れると、セットアップが始まります。この画面では、日本語を選択して、はいをクリックします。
日本を選択し、はいをクリックします。
自分がわかりやすい名前を付けましょう。
個人用に設定を選択しました。
既に持っているMicrosoftアカウントのメールアドレスを入力しました。ここで、日本語キーボードで@(アットマーク)が入力できない場合は、shift + 2を押してください。セットアップ完了後、日本語キーボード配列に変更できます。(セットアップ完了後:スタートメニュー→設定→時刻と言語→言語と地域→日本語の右側「 … 」をクリック→言語のオプション→キーボードのキーボードレイアウトの右側の「レイアウトを変更する」→変更したい言語のキーボードを選択)
パスワードを入力します。
ここで、他にPCを持っている場合、バックアップからの復元をするように促されますが、おすすめしません。かえって面倒なだけです。
その他のオプションをクリックします
新しいPCとしてセットアップするをクリックします
新しいPCとしてセットアップするをクリックします
PINコードを決めます。
すべていいえとして、同意をクリックしました
チェックを入れず、スキップをクリックしました
スキップをクリックしました
スキップをクリックしました
今はしないをクリックしました
今はしないをクリックしました
設定したPINを入力します
Windowsが立ち上がりました
Windows Updateを実行しておきましょう

Windows11のライセンス認証について

ライセンス認証の状態を確認しましたが、認証されていると出ます。

次に、ライセンスの種別を確認します。

コマンドプロンプトを開き(タスクバーの検索にcmdと入力すると出ます)、「slmgr /dli」と入力してEnterキーを押します。

VOLUMEライセンスになっていました

クリーンインストールすることで、リテール(Retail)ライセンスへ変更できます。

クリーンインストール

USBメモリを準備

8GB以上の容量があれば良いようですが、そんな小さな容量のものは、再利用できません。おすすめのUSBメモリをご紹介していますのでご参考にしてください。私はアクセスランプは必須だと思っています。

インストールメディアの作成

下記のマイクロソフトのホームページに行き、

”Windows 11 のインストール メディアを作成する”に従って、USBメモリをインストールメディアにします。

作成したUSBインストールメディアを接続します。

起動ドライブの変更

Windowsを再起動し、[Deleteキー]を連打してBIOS設定画面に入ります。 

Bootに移動し、Boot Option #1 をUSB Deviceに設定します
このようにします
F4を押します
Yesでエンターを押します

USBメディアからクリーンインストール

上記の設定によって、作成したUSBメモリから起動されます。

次へをクリック
次へをクリック
プロダクトキーがありませんを選択します
必ず、元からインストールされていたWindowsを選択してください。このミニPCにはWindows11Proがインストールされていたので、Windows11Proを選択します。
このような画面が出ますので、「パーティションの削除」を使って不必要なパーティションを削除します。USBのパーティションは削除しません。
最終的にこのような状態になるので、空き領域が最大の領域を選択して、次へをクリックします
インストールをクリック
インストールが進行します
USBメモリが刺さったままなので、USBから再起動されてしまいます。ここは慌てず、次へを押します。
次へをクリック
PCを修復するをクリック
その他のキーボードレイアウトを表示をクリック
日本語をクリック
「PCの電源を切る」をクリックし電源を落とします。
電源が切れたら、USBメモリを抜きます。
電源を入れ、[Deleteキー]を連打してBIOS設定画面に入ります。
BOOT ORDERを#1にNVME(SSD)、#2USBにしておきました。
F4キーを押します。
Yesでエンターを押します。
起動して、Windowsのセットアップが始まります。最初のときのセットアップと同様にインストールを進めます
最初のときのセットアップと異なり、@の位置は日本語キーボートの正しい位置になっています。

ライセンスの再確認

セットアップが完了しましたら、ライセンス認証を確認します
ライセンスは認証されています。

コマンドプロンプトを開き(タスクバーの検索にcmdと入力すると出ます)、「slmgr /dli」と入力してEnterキーを押します。

無事RETAILライセンスになりました。

不明なデバイスを解消する

デバイスマネージャーを確認すると!となっているデバイスがあります。

Beelinkのダウンロードページからドライバーをダウンロードします。

SER→SER6-Pro-6900-or-7735→Driverと進みます。(なぜか表示されないことがありますが、その時は左上のBeelinkのロゴをクリックしてみてください)

画面のファイルをダウンロードします
ダウンロードしたファイルを展開します。
デバイスマネージャーを開き、!となっている項目を右クリックし、ドライバーの更新を選択します。
「コンピューターを参照してドライバーを検索」を押します。
展開したドライバーフォルダを指定します
次へをクリック
!の全てに同じ操作をしますが、「PCIデータ取得およびシグナル処理コントローラー」というのが解決されず残ります

下記のAMDの公式サイトから、Windows11 用ドライバーをダウンロードし、インストールします。

Downloadをクリックします
AMD_Chipset_Software_7.04.09.545.exeをダブルクリック
インストーラーが起動しますので、インストールをクリック
インストールしましたら、再起動します
デバイスマネージャーから!が全て消えました

メモリの交換

私が買ったメモリが16GBのものでした。

16GBでは心もとないので、64GBに交換します。

今回購入したメモリ-シリコンパワー DDR5 64GB キット (2 x 32GB)
使用したプラスドライバー-かなり小さいネジ用です
本体を裏返し、四隅のネジを外します
ネジを外すと、フタが取れます
ファンとヒートシンクの部品を止めているネジを外すと、基盤が見えます-この時ファンの電源ケーブルがつながっていますので気をつけてください
メモリを外します-横側の金属のバーを押し広げると、SO-DIMMが浮きます-そうすると引き抜けます
1枚目のSO-DIMMを外した状態-2枚目も同様に外します
左側2枚が最初に付いてきたメモリ、右側2枚が今回購入したシリコンパワーのメモリ
メモリスロットの下の段から、取り付けます-まずはスロットに差し込みます
しっかり差し込んだことを確認して、下に押すとカチっとはまります
上段のスロットに同様にセットします
BIOS画面から64GBを認識しました

CPU-Zのスクリーンショット

GPU-Zのスクリーンショット

CrystalDiskInfoのスクリーンショット

ベンチマーク

CPU-Zの結果。Beelink SER5 5560Uは、543.3/3535.6。Beelink SER5 MAXは、593.3/5450.8でした。
FHDなら設定を更に変更すれば、プレイできると思います。
FHDなら快適に遊べると思います。
非常に高速です

まとめ

Beelink社のミニPCを7,8台購入しましたが、ハードウェア的な不具合や故障は1台もありませんでした。その点が特に気に入っています。ただ、WindowsのライセンスがそのままだとVOLUMEライセンスなのが弱点と言えば弱点でしょう。クリーンインストールを厭わないか、そもそもWindowsではなくLinuxを使うのであれば問題ないでしょう。

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