『たくさがわ先生が教えるパソコン超入門』を実際に買って読んでみた

パソコンを一度も使った事がない人向けの情報発信をしたいと思い、実際に買って読んでみました。パソコンを始めたい方に参考になる情報となるよう心掛けて書きました。ぜひご覧になってみてください。 PC・ネット初心者本

パソコンを一度も使った事がない人向けの情報発信をしたいと思い、実際に買って読んでみました。パソコンを始めたい方に参考になる情報となるよう心掛けて書きました。ぜひご覧になってみてください。

はじめに

スマートフォンは使っているが、家にインターネットの光回線は引いておらずパソコンは一度も使ったことのない人向けの情報発信をしたいと思っていました。初心者の方が何かを始める際に、まず実行することと言えば『入門書を買って読む』ことだと思います。

そのために、Windows11に対応している初心者向けの本を10冊購入しました。全部ご紹介するつもりです。この記事はその第二弾となります。

第一弾は↓です。

本の情報

本の題名たくさがわ先生が教えるパソコン超入門[Windows 11&エクセル&ワード対応版]
著者たくさがわつねあき
発行所株式会社技術評論社
発行日2022年12月24日 初版 第1刷発行
寸法28 x 21 x 1.2 cm

写真

表側。アマゾンで買いました。
裏側。

文字の見やすさなど

文字は大きめで、老眼の方も読み易いと思います。フルカラーでとても読み易いです。漫画はそれほど多くはないです。項目の冒頭に1ページあるといった感じです。

この本の良い所

1.パソコンの基本操作。すなわちクリックやドラッグなどは、これ以上はないというぐらいに丁寧に解説されている。パソコンを全く触ったことがない人には、心強いと思います。

2.漫画と解説の部分のバランスがよく、とてもわかりやすい。

3.マウスをクリックと書くところを必ず、『(左)クリック』と書いており、初心者が絶対に迷わないようにとの配慮がよく伝わってくる。

4.第1章05パソコンの選び方で、初心者には、ノートパソコンを推奨している。その理由は、不明点があった場合に持ち運んで対応してもらえるとのことで、私には、そういう発想がなかったので、参考になりました。しかし、ご高齢の方など眼があまり良くない方には、注意が必要です。私の家族にも高齢の者がいてノートパソコンを使っていましたが、老眼の影響から画面が狭くて文字が読みにくく、デスクトップパソコン+27インチフルHD液晶ディスプレイにしたところ、見やすくなって喜ばれました。

この本の悪い所

1.『よくわかる 初心者のためのパソコン入門 Windows 11対応』を実際に買って読んでみたでもそうでしたが、インターネット回線の選び方や、Windows11の初期設定とユーザーアカウントの設定に関する記述がなく、これでは自分の力だけで、パソコンを使用可能な状態にできません。Windows11のセットアップでは、インタネット回線に繋がっていることが前提なので、なおさらです。

2.ワード・エクセルを使った解説をしていますが、これを最初から前提とするのは、疑問に思えます。ワード・エクセルは基本的には有料のソフトウェアです。まずOffice Onlineを紹介するか、LibreOfficeなどの無料ソフトを試してから、どうしても必要になった時に購入すればいいことです。ワード・エクセルを購入してしまってから、私には必要ではなかったということが起こりえます。ただし、学生の方が就職の際、困らないように企業ではスタンダード的な位置にあるワード・エクセルに慣れておきたいという場合は、買って良いかもしれません。

3.付録のパソコン用語集は重要なのですが、なぜか文字が小さく読みにくいと感じる人が出てきそうです。ここで、拡張子の表示方法が解説されており、最初に解説すべきです。

まとめ

“スマートフォンは使っているが、家にインターネットの光回線は引いておらずパソコンは一度も使ったことのない人”が読む本としては、インターネット回線の選び方やWindows11の初期設定・アカウント作成の仕方が載っておらず、この本だけでは完結しません

ただ、この本の特徴として、この本の著者は、初心者が何につまづくかを熟知しており、その配慮が行き届いています。この点は素晴らしいと思います。パソコンの使い方のイメージをつかむには、良い本だと思います。

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