『初めてでもできる!超初心者のパソコン入門 (Windows 11対応版!)』を実際に買って読んでみた

『初めてでもできる!超初心者のパソコン入門 (Windows 11対応版!)』を実際に買って読んでみた PC・ネット初心者本
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パソコンを一度も使った事がない人向けの情報発信をしたいと思い、実際に買って読んでみました。パソコンを始めたい方に参考になる情報となるよう心掛けて書きました。ぜひご覧になってみてください。

はじめに

スマートフォンは使っているが、家にインターネットの光回線は引いておらずパソコンは一度も使ったことのない人向けの情報発信をしたいと思っていました。初心者の方が何かを始める際に、まず実行することと言えば『入門書を買って読む』ことだと思います。

そのために、Windows11に対応している初心者向けの本を10冊購入しました。全部ご紹介するつもりです。この記事はその第四弾となります。

第三弾は↓です。

第二弾は↓です。

第一弾は↓です。

本の情報

本の題名初めてでもできる!超初心者のパソコン入門 (Windows 11対応版!)
執筆河本亮、小暮ひさのり
発行・発売所スタンダーズ株式会社
総ページ数96ページ
発行日2022年11月5日
寸法21 x 0.7 x 29.2 cm

写真

アマゾンで買いました。大判です。

文字の見やすさなど

文字の大きさは、今まで読んだ入門書の中で最も小さいです。

また、スクリーンショットが多数掲載されていますが、スクリーンショットに写っている文字はほとんど読めないぐらい小さいです。

年配の方には、厳しいと思います。

この本の良い所

1.ページの最初の方で、推奨のパソコンを具体的に挙げていて、他の入門書にはない良さを感じました。しかし、パソコンの進歩は早く、この本の推奨パソコンのメモリ8GBのものは、私の考えではやめた方がよいと思います。現在の快適に利用できるメモリの最低容量は16GBと考えています。

2.MicrosoftアカウントやGoogleアカウントの作成方法が載っているのは、とても好感が持てます。今まで読んだ入門書には載っていないことが多く、疑問に思っていました。パソコンを初めて買って、やることと言えば、インターネット周りのセッティングと、各種アカウントの作成ではないでしょうか。

3.ファイルの拡張子を表示させることを推奨している。これも、今まで読んだ入門書にはほとんど書かれていなかった事項です。Windowsを長年使ってきた人でも、ファイルのアイコンをだけを見て何のファイルか100%判断するのは難しいと思います。

4.ブラウザーの解説に、Google Chromeがある

スマートフォンの普及は進み、今では老若男女問わずほとんどの人が持っていると思います。スマートフォンにはiPhoneやAndroidスマートフォンがありますが、Androidスマートフォンを使っていて、マイクロソフトのブラウザーEdgeを使っている人はいるのでしょうか?

いるとは思いますが、かなりの少数派でしょう。WindowsPCを購入して、Google Chromeを使うには、Edgeを起動してChromeをダウンロードしてインストールしなければなりません。ですから、最低限のEdgeの使い方は必要でしょう。しかし、詳しく知ることは全くの無駄です。

他の入門書では、全くChromeに触れていないことが多いです。非常に不自然です。スマートフォンで使っていたChromeをWindowsでも使うのが自然なのではないでしょうか?スマートフォンでGoogleのアカウントを持っていれば、ブックマークやパスワードもそのまま使えます。

また、iPhoneでもChromeは使えるので、インストールすると便利かと思います。

4.有料のアプリ(マイクロソフトの有料版Officeなど)の解説がない。パソコン初心者には、そうした有料ソフトは必要ないと考えています。必要だと感じた時に別途購入すればよいことです。無料のソフトで代替できないか検討した後で問題ありません。

この本の悪い所

1.文字やスクリーンショットが絶望的に小さい。年配の方にははっきり言って厳しいです。読みにくくて途中放棄してしまうかもしれません。

この本は大型のムック本なのですが、本の厚みは7mmほどでペラペラです。せっかくの大型サイズなのに、情報を詰め込みすぎです。もっと文字やスクリーンショットを大きく載せていれば、この大型サイズも活かせるのに、どうしてこんなレイアウトにしてしまったのか不思議に思います。

2.回線業者・プロバイダーをどう選んでどう契約したら良いかは、全く記載されていない。パソコンにインターネット接続は必須です。しかし、今まで読んだ入門書にも、そのことに触れた本はありません。

初めてパソコンを使うには、パソコンを何とかして入手して、プロバイダーを選び契約して、といった準備が必ず必要です。その準備が整わないと、これらの入門書に書かれていることは、ほとんど実行できません。なぜ、パソコンの入手法やプロバイダー選びについて、入門書が全く触れないのか、私には全く理解できません。

まとめ

この本は、今まで読んだ入門書に比べてやや上級者向けです。マイクロソフト社製のアプリしか紹介しない入門書が多い中、非マイクロソフト社製のアプリも紹介されており好感が持てます。

パソコンの基本操作を丁寧に迷わないように解説してもらいたい場合は、他の入門書の方がよいと思います。しかし、この本の内容は、パソコンでインターネットを使う場合に必要な情報が、他の入門書より豊富に書かれており価値があります。

個人的には、以前読んだ入門書より、載せている情報の選択がよく、マイクロソフト社への忖度も他書よりも少なくバランスがとれており、もし、文字やスクリーンショットの小ささを許容できるなら、購入しても良いと思います。

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