『今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! パソコン超入門』を実際に買って読んでみた

『今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! パソコン超入門』を実際に買って読んでみた PC・ネット初心者本

パソコンを一度も使った事がない人向けの情報発信をしたいと思い、実際に買って読んでみました。パソコンを始めたい方に参考になる情報となるよう心掛けて書きました。ぜひご覧になってみてください。

はじめに

スマートフォンは使っているが、家にインターネットの光回線は引いておらずパソコンは一度も使ったことのない人向けの情報発信をしたいと思っていました。初心者の方が何かを始める際に、まず実行することと言えば『入門書を買って読む』ことだと思います。

そのために、Windows11に対応している初心者向けの本を10冊購入しました。全部ご紹介するつもりです。この記事はその第三弾となります。

本の情報

本の題名今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! パソコン超入門[Windows 11対応版]
著者井上香緒里
発行所株式会社技術評論社
発行日2023年2月7日 初版 第2刷発行
寸法23.2 x 18.2 x 1.9 cm

写真

表側。アマゾンで買いました。
裏側。

文字の見やすさなど

文字はかなり大きくなっており、年配の方も安心して読めます。フルカラーで印刷されており、スクリーンショットなども見やすいです。

この本の良い所

1.第一弾、第二弾でご紹介した入門書よりも更に初心者向けになっています。まさにパソコンに触れたことさえなく、スマートフォンも通話機能しか使っていないという方には、おすすめできる本です。文字の入力法やOSの最も初歩的なことについて、徹底的に疑問が生じないように書かれています。

2.ワード、エクセルといった有料のソフトでの解説がない。こうした有料ソフトは、自分が必要と感じた時に買えば良いものです。初心者向けの入門書で解説するのは問題外です。

3.特定のソフトの解説よりもOSの基礎的な操作法の解説に重点が置かれていて、初心者がつまづかないように配慮されている。個別のソフトウェアの操作法の前に、知っておかなければならないOSの基本事項の解説が充実しています。これくらいは分かっているだろうという先入観を意識的に排除したつくりになっています。

3.インターネット通販(アマゾン)の使い方の解説がある。インターネット通販はスマートフォンでもできますが、画面が狭く、よく選んで買うには不便です。買い方でミスをしても気が付きにくいことがあります。特別な理由がない限り、パソコンを使った方が良いと思います。

この本の悪い所

1.これまでに2冊の入門書を読み、これが3冊目ですが、どの本も、インターネット回線の選び方や、Windows11の初期設定とユーザーアカウントの設定に関する記述がなく、これでは自分の力だけで、パソコンを使用可能な状態にできません。Windows11のセットアップでは、インタネット回線に繋がっていることが前提なので、なおさらです。

2.ブラウザーの使い方が解説されていますが、入門書ではありがちなエッジでの解説です。スマートフォンでアンドロイドを使っている方は、クロームを使う方が簡単です。そうしたことを一言も書いてくれないのは少し不親切です。

3.デスクトップの操作に関する解説が、なぜか最後の方でなされている。最初に解説しないと、初心者はつまづく可能性が高いと思います。

まとめ

今まで読んだ入門書の中で、一番初歩的な部分を一番詳しく解説しています。パソコンに関して全く自信がない方にはおすすめできると思います。『いちばんやさしい本です!』と表紙にありますが、嘘ではないと思います。

しかし、この本では、どういうパソコンを買ったらよいか、どうやってインターネット回線を契約するか、買ったパソコンの初期設定はどうやるか等は解説されていません。パソコンに詳しい人にいつでも相談できる方は、そういった詳しい方に頼めばいいのですが、そうでない場合には、違う本を買って勉強するか、スマートフォンを使ってネット上の情報で何とかするしかありません。本当の初心者のための本であると割り切った考え方の本です。

この本は、あくまでパソコンの基本操作を解説している本です。この点に特化しており読者が絶対迷わないようにするという強い意志が伺われます。書かれていない部分に関しては他の書籍等をあたるとして、まず最初に買う入門書としては強くおすすめできます。

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